今年は、何十年ぶりかの寒さの襲来のようで、雪と共に底冷えのする日がやってきました。園でも園庭のシャワー水栓と、北側の洗濯機用の蛇口が凍結して断裂してしまいました。水（氷）の力には驚きです。とはいえもう節分は目前で、過ぎれば（旧暦では）春、もう来週は冬も終わりのはずですが。
そんな時期になってくるともう早くも新年度への準備も始まります。来年度入園の子達も決まりましたが、在園児も進級する実感を少しずつ感じています。２歳児が上の部屋に遊びにきて、今まではクラスで一番小さい子、という待遇だったちゅうりっぷ（３歳）の子も、“なんだか小さい子が来たぞ”と感じて、少しお兄さんお姉さんな気分で接してみたり、あまり甘えた様子を見せるのも恥ずかしいナと微妙な心持ちの様です。
毎年職員で決めていたシールノートを、自分たちが使う物という事で、今回は来年ゆりになるたんぽぽ（４歳）の子に、園代表として話し合いで決めてもらう事にしました。収拾がつかなくなるかな、と思いましたが、意外と話したり譲りあったり、選別をして、候補を絞っていく事ができました。最終的に２案になり、“ぼくはこれでないとシール貼らないっ！”と涙ながらに主張したS君以外は納得し、来年度のシールノートが決定しました。数日後S君に、「このシール帳、来年使うけど、どうかな」と伺いましたら、“これ、お正月の十二支のはなしだよね、〜 以下略”と何事も無かったのように話されたとの事です。